デザイナーさんに依頼してゲーム開発を手伝ってもらった話

ゲーム開発日記
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はじめに

先日、2021年にリリースしたゲームである「プロセス・ディフェンス」のリメイク版をリリースしました!(3年も経った……)

リメイク版をリリースするにあたり、「せっかくならデザインをもっとちゃんとしたものにしたい!」と前々から思ってはいたので、今回はデザイナーさんに依頼をしてゲーム全体のデザインを一新するために力を貸していただきました。今回のブログ記事ではその一連の流れについて書いていきます。

募集の流れ

募集方法

依頼する人を探すために、今回は「ゲームクリエイターズCAMP」というものを使ってみました。

こちらは、クリエイター同士が集まって交流し、新しい作品を生み出すためのコミュニケーションプラットフォームとなっています。「ゲームを作りたいけど、〇〇が得意な人がチームにいない!」という場合に募集をかけて掲載することができますし、当然掲載されている募集に応募することもできます。僕自身プログラマーとして登録しており、過去にはチームメンバー募集の投稿に応募したこともあります。

僕は情報系出身なので、プログラムをかける友人はたくさんいますが、絵やデザイン・シナリオなどは得意としている友人が少なく、チームメンバーを編成することが難しい状況が多々あります。そういった場合にかなり役立つサイトだと思っています。

その際に掲載した募集がこちら: https://game-creators.camp/recruits/xZni0vELq3bfMSW9WqDM

募集を掲載してからの流れ

募集を掲載してからの流れは、おおむね「1. 応募を待つ」→「2. 応募者との打ち合わせ」→(大体の場合複数の応募があるので)「3. 最終的にどなたに依頼するのかを決定」→「4. 契約などの詳細な事務手続き」→「5. 作業開始」というようになります。

僕自身、「人を雇って仕事をしてもらう」経験が初めてだったので、うまくできるのか不安でしたが、応募してくださる方もゲームを作るのが好きな方が多く、「仕事に応募する」というよりもプロジェクトに参画することそのものに興味を持ってくださる方が多いので、そこまでプレッシャーを感じることはありませんでした。

また、「応募してくれた方との人脈のつながりが増える」というのも個人的には大きなメリットの一つと感じました。ゲーム開発者界隈で知り合いや友達を増やそうと思っても、なかなか難しいものだと感じています(僕は)。ですが、応募を通じてだと必然的にコミュニケーションをいくらか交わすことになりますから、最終的には開発に参加しないことになっても、応募をきっかけに知り合いが界隈内で増えていくのが少しうれしかったです。

今回は最終的に、みやこ出版 様に依頼させていただくことになりました。ありがとうございました!

作業内容

依頼した内容

今回は、デザイナーさんに直接作業を依頼するのではなく、私(Enjapma)がデザインの基本的な作業を進めつつ、定期的にデザイナーさんにアドバイスを求める、という形で行いました。理由は主に以下の2つです。

1. デザインのことを勉強してみたかったら
2. 直接依頼するだけの費用を用意できるか心配だったから

結果的に、自分のちょっとした好みを的確に反映しつつ、ところどころでアドバイスを求めるという理想的な流れで作業を進められたと思います。

ミーティングは2週間か3週間に1回程度の頻度で行っていました。

実際のデザイン

最後に、実際にどのようにデザインが変わったのかを掲載します。旧バージョンのデザインはすべて自分でやったのですが、今見返すとかなり改善の余地があるものだと気づかされます。

特に重点的に改善指導をいただいた点は、

  • 情報を配置する際の順序、規則、組み立て方
  • デザインの統一性
  • ターゲット層の選定と、それに向けたテーマの決定

などでした!

旧バージョン メイン画面
新バージョン メイン画面
旧バージョン アプリアイコン
新バージョン アプリアイコン
旧バージョン 遊び方説明
新バージョン 遊び方説明

終わりに

今回のブログ記事では、デザイナーさんに依頼した話の流れを振り返りました。皆さんもぜひ「〇〇が得意な人を探したい!」という場合はクリエイターズCAMPの利用を検討してみてください。

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